追悼
こんにちは、プレス石井です。
映画監督の若松孝二氏が、
先日の交通事故にてお亡くなりになられたとの事。
個人的にファンでしたので、突然の訃報に驚きを隠せません。
ピンク映画からキャリアをスタートし、
常に反権力のスタンスで、
社会性の高い作品を多く手がけられてきました。
赤軍‐P.F.L.P 世界戦争宣言(1971年)
若松プロの足立正生氏とカンヌ映画祭の帰りに、
パレスチナで撮影・制作された、
日本赤軍とP.F.L.Pのプロパガンダ映画。
この作品の発表後、足立氏は日本赤軍に加入してしまいます。
水のないプール(1982年)
内田裕也氏の狂気に満ちた怪演に圧倒されます。
「十階のモスキート」(1984年)・「コミック雑誌なんかいらない」(1986年)と併せて、
俗に「裕也3部作」と称されています。
実録・連合赤軍‐あさま山荘への道程(2008年)
あさま山荘事件を引き起こした連合赤軍を描いた作品。
同じくあさま山荘事件を警察側からの目線で描いた、
「突入せよ!」(2002年)とは逆ですね。
因みに音楽担当は元ソニック・ユースのジム・オルーク。
彼は若松監督の大ファンで、監督と仕事したいがために
日本語を習得したというエピソードも。
実はこの映画のTシャツを持っております。
あくまで記念として購入したので、着る機会はないのですが。
キャタピラー(2010年)
江戸川乱歩の「芋虫」と、
ドルトン・トランボの「ジョニーは戦争へ行った」がモチーフ。
この作品で主演の寺島しのぶさんは、
ベルリン映画祭で銀熊賞を受賞されています。
同じく寺島しのぶさんが主演を務め、
中上健次氏の小説を映画化した
「千年の愉楽」が遺作となってしましました。
こちらは2013年春公開予定との事。
謹んで、ご冥福をお祈り致します。





