DESIGNER BLOG

ユニバソロジ

April 7, 2019

画像1

こんにちは、企画の藤沢です。


 


先日、Men's Bigiのパターンオーダー用生地でもお世話になっている、


フランスの高級服地ブランドDORMEUIL(ドーメル)社の、環境保護へのプライオリティとトレーサビリティーが保証された新素材「Tonik Wool」(トニックウール)のローンチイベントに伺いました。


 


Tonik Woolは、生産背景をすべてトレース(追跡可能)できる、パタゴニア産ウールを原料としています。パタゴニアウールはアンデス山脈から拭き下ろす強い風と灼熱の暑さの自然環境にあるアルゼンチンとチリに跨るパタゴニア地域で産出されます。服地に仕上げると通気性、保湿性、そして伸縮性を併せ持ちます。


 


毎年限られた量の原料が刈り上げられる希少性の高い原料です。羊たちは現地の伝統的な手法にのっとって、雄大な自然環境の中で飼育されています。



ドーメルは環境と動物の保護に年々注力し、ウールの提供元である羊たちと、製造工程に関わる人々の労働環境の保全にも取り組んでいます。


 


 


 


 


そのようなテーマもあって、特別ゲストに招かれていたのは、宇宙飛行士の毛利衛氏。日本人初のNASA宇宙飛行士として、あるいは実験科学者として有名な毛利氏ですが、グローバルな視点から見た地球環境や地球生命に関する問題の第一人者でもあります。「宇宙から見た生命のつながり」をテーマに講演されました。


 


「ユニバソロジ」という毛利氏が提唱する独自の地球環境についての「哲学」を中心にお話しされました。これからの時代、経済活動を行う世界の企業は、サスティナビリティ(持続可能性)やトレーサビリティあるいは人間以外の生命も含む生存可能性という視点を持たなければ


評価されない時代が来るとおっしゃっていました。


 


講演の終わりに、ドーメルCEO、ドミニック・ドーメル氏の「未来において人類は他の惑星に移住することができるのか?」という問いに、毛利氏が「恐らく無理だと思います。」と答えたのが印象的でした。


 


詳しくは書籍も出版されていますので、興味のある方は是非。 


 


 

ユニバソロジ

 


 


 


 


ところで、私にとって毛利衛氏は最も尊敬する人物で、私が小学生の頃からのスーパーヒーローです。


92年のSTS-47ミッションのパッチを持参しましたところ、快くサインしてくださいました。


 


感激の極みです!


 

ユニバソロジ